クリクリ笹木クリクリ笹木

こんにちは、クリクリ笹木です。
大相撲の「幕内」「十両」の力士は関取と呼ばれますが、
関取には「名乗っただけで関所を通る事が出来た」説と
「昔の力士は関所を守る事が仕事だった」説があります。
どちらも「関所」が共通していますよね。
関所とは、交通の要所に設置された徴税や検問の為の施設であり、
街道を行き来する人々を管理していました。
もともと関所は地元の力自慢を集めて守らせていた事から、
最も強い者を「関」と呼ぶようになったそうです。

小田佳奈小田佳奈

こんにちは、小田です。
今でも横綱の名前に「関」を付けて呼ばれているのは
最も強い者を表していたんですね。
今回は、広島市安佐北区で瓦屋根の棟積替え工事を行いました。

工事情報

工事内容:瓦屋根棟積み替え工事
築年数:35年前後

【工事前】

工事の様子

今回は、お住まいを建てられてから一度も屋根の状態を見た事が無く

ここ数年、大雨に見舞われる事もあったので、

どんな状態か気になっているとお客様からご連絡を頂きました。

屋根に上がって診断した所、写真のように棟の漆喰が剥がれ

葺き土が崩れている状態でした。

また、所々でのし瓦もズレていました。

クリクリ笹木クリクリ笹木

瓦自体に劣化はほとんど見られませんが
漆喰の劣化は瓦のズレだけでなく、雨漏りにも繋がってしまいます。
この様な劣化が見られたら、一度専門家に見てもらいましょう。

小田佳奈小田佳奈

今回は、瓦屋根の棟積替え工事の様子をお伝えします。

 

シートなどで養生を行い、工事開始です。

クリクリ笹木クリクリ笹木

棟の施工方法には、漆喰の剥がれた部分を塗り直す「漆喰塗り替え工事」と
漆喰と瓦のズレや歪みを直す「棟積替え工事」があります。

今回は、のし瓦がズレていた為、棟の積み替え工事を行いました。

まず、既存の棟を解体し、棟周辺の瓦を移動させ

漆喰や土台の葺き土を全て取り除いていきます。

この時、廃材は目の届く範囲で管理し、まとめて屋根から下ろします。

また、普段は見えませんが、棟の下には

ルーフィングと呼ばれる防水シートが敷かれています。

ルーフィングが剥がれたり破れてしまうと

雨水が屋根の内部に流れ込み、雨漏りの原因となってしまう為

定期的に状態を確認する事が大切です。

 

そして、強力棟金具を設置し、垂木と呼ばれる木材を固定して

棟の土台を作ります。

葺き土やのし瓦を使用していた棟に比べ、重量が軽くなり

お住まい自体にかかる負担も軽減できます。

強力棟を設置する際には垂木が曲がらないように注意し

しっかりと固定しながら取り付ていきます。

 

強力棟の設置が完了したら棟周辺の瓦を並べ直し

垂木を囲うようにシルガードを塗布します。

表面が凸凹にならないように丁寧に均し

上から雁振(がんぶり)瓦を固定して仕上げていきます。

最後にズレなどがないか確認し、工事完了です。

クリクリ笹木クリクリ笹木

屋根の漆喰はあまり目立たない箇所なので、
ほとんどの方がメンテナンスの必要性が分からず見逃してしまいがちです。
漆喰の劣化は屋根だけでなく、お住まい全体のダメージにも繋がってしまう為
定期的なメンテナンスを心掛け、大切なお住まいを守りましょう。

小田佳奈小田佳奈

笹木監督、ありがとうございました。
屋根に関する事は弊社にお任せください。