皆さんは広島県で今後想定される地震の規模をご存知でしょうか?
広島県県庁が運営している「広島県ホームページ」には、
広島県内で想定される地震とその被害状況が掲載されています。
その予想の中で最も被害が大きいと予想されているのは、「五日市断層による地震」です。

マグニチュードは7.0。全壊棟数は25,115件と、
これまでにない大きな被害になると予想されています。

こんなお住まいは要注意

地震に弱い家と言われているのは、

1981年以前に建てられた一度も耐震診断を受けていない家

耐震工事が必要と分かっていて工事をしていない家」です。

 

この2点のうち、どちらかに当てはまっていたら要注意です。

 

どちらも当てはまってないから私の家は大丈夫。

 

と思っていませんか?

実は、この2点に当てはまっていない家にも注意ポイントがあります。

大地震到来が叫ばれている昨今。

一度、自分でできる簡単なお住まいの耐震診断を行ってみましょう!

 

セルフ耐震診断

耐震診断とは、現在のお住まいが地震にどのくらい耐えれるのかを診断するものです。

この「セルフ耐震診断」ではチェックするだけの簡単な診断方法となっております。

それでは全10問。早速やってみましょう!

 

診断1  家を建てたのは、1981年以前である
1981年と2000年に建築基準法の改正が行われ、求められる耐震性が大きく上がりました。
その為、1981年以降に建てられた建物の多くはある程度の地震に耐えることが出来ます。
実際、1995年に起こった「阪神淡路大震災」で倒壊した多くの建物が、
1981年以前に建てられた建物でした。

 

診断2  これまでに大きな災害に遭った事がある
(浸水・火災・地震・土砂崩れ・車などの突入事故等)
長い年月の中で、浸水・火災・地震・土砂崩れ・車などの突入事故等の大きな災害に遭われ、
その都度一部を修復されていた場合、目に見えないダメージが蓄積している場合があります。
詳しい専門家の診断が必要となってきます。

 

診断3  お住まいが老朽化している
木材の腐敗や建具の建付けが悪くなっている場合、お住いが老朽化している可能性があります。
老朽化していた場合、構造部の劣化状態を確認し、劣化部分を交換や補強する必要があります。
建物の北側や浴室廻りはしっかり確認しましょう。シロアリ被害に遭っている場合があります。

 

診断4  増築したことがある
「家族が増えたから増築したい」等の理由で、既存の建物を基に増築する場合があります。
増築したことよって建物自体ののバランスが崩れてしまい、
耐震性が低下してしまう可能性が出てきます。
増築した際の、補修や修復・接合をしっかり行っているかが重要になります。

診断5  2階の外壁に直下した壁が1階にない
1階と2階の柱や壁の位置が合致している割合を「直下率」といいます。
この直下率が50%を切ってしまいますと、耐震性が低下してしまう可能性があります。
2階の壁と1階の壁が直下していれば、2階の地震の力は1階に流れていきます。
しかし、1階に直下した壁が無ければ2階の地震力は床を伝って
1階の壁に伝わることとなり、床に多くのダメージがかかってしまいます。

 

診断6  吹き抜けの一辺のサイズが4m以上ある
外見は形の整っている建物に見えても、建物内に大きな吹き抜けがあると、
地震の際の揺れを抑えることが出来ず、建物自体を変形させてしまう可能性があります。
基準である約4m以上の吹き抜けがあるかどうかを確認しましょう。

 

診断7  お住まいの形が複雑な平面(T字やL字)である
形が長方形など整っていた場合は地震などの揺れが来ても耐久性があります。
しかし、T字やL字型の形であれば揺れが来た時に建物を支える壁が少なく、
耐震性が低下してしまいます。
まずは、お住まいの1Fの平面図が長方形等の整った形かどうか確認してみてください。
※小さな凹凸(約90cm以下)や出窓・バルコニーは考慮しなくても良いです。

診断8  壁の配置バランスが悪い
全体として壁の数が多い場合でも東西南北の1面で壁の量が少ない場合は、
「壁配置のバランスが悪い」と判断します。
片方に壁の割合が偏っていた場合、壁の多い場所では揺れが小さく、
壁の少ない場所では揺れが大きくなってしまいます。
同じ建物で揺れの差が出た場合、揺れが大きい方から崩れていきます。

 

診断9  鉄筋コンクリートやべた基礎以外の基礎である
基礎と土台によって耐久性は変化します。
大きな地震の際に、土台が基礎を踏み外す、
住宅が倒壊する等の危険性があります。
お住まいの基礎の種類や状態を把握しておきましょう。

 

診断10  屋根の素材が瓦などの重い素材である
瓦などの重い屋根材の場合、地震の際に重みで屋根が振り子の様に大きく揺れ、
建物が倒壊する恐れがあります。しかし、屋根材が重い場合でも、
壁配置のバランスが取れていれば耐久性は変わってきますので、
お住いの壁の数を確認してみてください。

 

★チェックの数でセルフ診断します。

0個  :ひとまず安心できるお住まいですが、念のため専門家に診断してもらいましょう
1~2個 :専門家に診断してもらいましょう
3個以上:心配なので、詳しく専門家に診断してもらいましょう

 

無料耐震診断の流れ

弊社では、屋根や壁はもちろん、床下調査やお住まいの傾き・間取り等の

複数の項目で「無料耐震診断」を行っており、

現在のお住まいの状態を無料で隅々まで調査しております。

一級建築士が訪問し、調査を行いますので間違いのない診断ができます。

これを機にお住まいの現状把握をされてみてはいかがでしょうか。

 

①お問い合わせ


壁や床下などのお悩み、ご要望をお伺いいたします。
現地調査、無料耐震診断のご依頼を承ります。

 

       
②現地訪問・無料耐震診断


設計や工事の専門知識を持つ一級建築士が
部屋の広さや高さから屋根、床下・基礎、壁内部等、部屋の隅々までくまなく調査します。
床下調査では腐朽やアリ被害はもちろん、木材のの含水率計測を実施することで、
外見では診断の難しい内部の状態をしっかりとチェックします。

 

       
③耐震診断結果の分析と資料作成


一級建築士や一級建築施工管理技士などが集まり、
耐震診断の資料を元に、診断結果を作成いたします。
改修が必要な場合は、一番良い耐震施工方法を
社内で検討分析し、資料を作成いたします。

 

       
④耐震診断結果のご報告

耐震診断の結果から、お住まいの今の状況をお客様と共に確認いたします。
現在のお住まいについて、どのようなところの耐震性が高いのか、
または低いのか
などを知っていただきます。
今現在の状態を詳しく知ることが出来るので、安心される方が多いです。

 

耐震診断の一つに、コンクリートの強度を測るシュミットハンマー法があります。

その診断の様子は

→ こちら

 

耐震補強工事

耐震補強工事には2つのパターンがあります。

 

1.家全体をすべて補強

2.補強する箇所を選択し補強

 

お住まいの補強工事を希望されるお客様は少なくありません。

全体補強するには1,000万円を超える費用が掛かってしまうことが多く、

そうなると新築購入も視野に入ってきます。

一方、診断内容を基に「部分補強工事」を選択する方もおられます。

部分補強工事ですと、費用は全面補強する場合よりも300万円~400万円で収まるので、

随時補強していこうと考えておられる方には良いかもしれません。

部分補強工事では、「土台・柱」「基礎」「壁」「屋根」を中心に工事を行います。

場所ごとに補強工事の内容が異なりますので、詳しく説明いたします。

土台・柱

土台や柱の補強は主に2つ方法があります。

・傷んだ土台や柱の交換する方法
・土台・柱や筋交いの端に専用の金物を取り付けて補強する方法

年月が経った木造住宅の場合、傷みがひどく専用の金物を取り付けても耐震効果が期待できない場合があります。
その場合には、新しい柱に交換するなどの工事を行います。
間取りの変更等から柱を抜くなどの施工をすることもありますが、
建物全体の強度を確保するため、強度が不足している部分には、木や鉄骨の梁を掛ける等の処理を行います。
木造住宅の場合、構造材の柱や筋交いである木材が湿気により膨張・収縮することによって、
何もしなくとも動いてしまいます。勝手に動いてしまうなんて生き物みたいですよね。

地震などの強い衝撃から、接合部が緩みや離れてしまうのを防ぐのが、耐震補強金物です。
耐震補強金物では筋交いプレートやホールダウン金物などを使用します。
筋交いプレートとは、筋交いと柱が離れていかないように繋ぐ金物です。
地震や台風の際に、筋交いにかかる引き抜く力やずれに対抗するために取り付けます。
ホールダウン金物とは、土台と柱を繋ぐ金物です。
地震や台風の際に、柱にかかる引き抜く力に対抗するために取り付けます。
構造材の柱や筋交いなどは、はさみの刃二枚を真ん中で止めているネジ部分のようなものです。


真ん中のネジが外れてしまえば、はさみで紙を挟んで切ることが出来ませんよね。
地震や台風などによる強風で、建物自体に大きな負担が掛かった場合、
接合部の負担は特に大きくなります
お住まいも同様につなぎ目部分である接合部が外れる等してしまいますと、
軸組としての力が上手く伝わらず住宅が倒壊する恐れがあります。
仕口等がどのように作られているかを確認し、
しっかりとつなぎ合わせることが、耐震性を高める1つの方法になります。
補強工事には、木材を傷つけることなく補強できるものや短期間で施工が終わるもの、
居住者が居ながらの工事が可能なものなどもあります。
どの方法が良いのかなどは、専門家の方と相談して決めるといいでしょう。

基礎


基礎部分に発生したひび割れ等を樹脂や繊維を用いて補強します。
小さなひび割れであれば、樹脂を充填して固める方法を、
大きなひび割れの場合は、アンカーを打ち込み鉄筋で緊結する方法があります。


また、ブロック基礎などは基礎を一体化して補強します。
床下部分は、湿気が溜まり腐食しやすい部分です。
放置したままにしておくと、カビやシロアリなどが繁殖する可能性があります。
基礎に不自然な土の道があったら要注意です。
蟻道(ぎどう)と呼ばれるシロアリの通り道の可能性が高いです。
既に家の中にシロアリが入り込んでいる可能性が高い為
一度、専門家に確認を依頼しましょう。


築年数が長いお住まいですと、床下がコンクリートではなく土の場合があります。
土はコンクリートに比べて、湿気が多くなりムカデやカビなどが住みやすい環境となってしまいます。
防湿シートを敷く等の防湿処理と同時に、防蟻処理をしておくと安心でしょう。


筋交いを入れる・構造用合板を張る等をして耐力壁を設置して補強します。
耐力壁とは地震や風などの横からの力を支える能力があります。
もともと建物は玩具の積み木と同じで、
上からの負荷は、柱で支えることが出来ます。
しかし、積み木を横から倒すとすぐ崩れてしまうように、
建物も横からの力を支えることが苦手なのです。


その弱点を耐力壁で補強してあげることにより耐震性を高めることが出来ます。
しかし、家の片側に耐力壁が偏っている場合、
地震が起きた時にはバランスが崩れ倒壊する恐れがあります。
耐力壁の量とバランスが耐震性に大きく影響するのです。

一般的な耐力壁は、軸組工法の筋交いです。

軸組工法とは、地震や強風など建物を揺らす力に対し、
土台や柱の骨組みの対角線を筋交い等で補強する工法です。
軸組工法の中でも、木造軸組工法は日本で7~8割の家で用いられる最も一般的な工法となっています。
別の工法よりも設計の自由度が高いことも人気の一つと言えるでしょう。

また、別の工法として2×4工法があります。
2×4工法とは、木材の骨組みに合板を打ち付け、
それらを壁や天井など六面体に組み合わせる工法です。
主に北米などで人気の工法で、「面」で構成されているため耐震性のみではなく
耐風性も高く、高断熱・高気密であることも特徴として挙げられます。

どちらの工法が良いかは、お住まいの構造や状態、お客様のご要望によって変わってきますので、
専門家の方としっかりと相談して判断すると良いでしょう。

 

屋根


瓦屋根等を素材が軽い屋根の上に屋根材に交換し、屋根の重さを軽くする方法もあります。
瓦等の素材は重量がある分、重みで家を押しつぶしてしまう可能性があります。
軽い屋根材として金属屋根が挙げられます。
金属屋根は種類が豊富で、曲面の屋根にも対応できる事ため注目度が高い屋根材となっています。
近年一般住宅で使われている「ガルバリウム屋根」、
工場や倉庫などで使われている「トタン屋根」が有名ですね。
重さの目安としては、同じ広さであれば、金属屋根は瓦屋根の約10分の1程度に抑えられるので
重心の位置は随分下がり安定感が増します。金属屋根は、瓦と異なり、一枚一枚積んでいかないので
地震の際に落下する危険性や、強風で飛ばされる心配がないのもメリットです。
屋根を軽量化することにより建物に影響する地震の力が減少し、
地震の際に揺れにくくなるという効果があります。

 

 

近年、以前よりも揺れの大きい地震が頻繁に発生しています。

「今までは大丈夫だったから今度も大丈夫だろう」

では通用しなくなってきています。

家は、体の様に骨折するとさらに骨が強くなるようにはいきません。

一度壊れてしまったら、また一から作り直さなければならないのです。

子供たちの未来のために、私たち大人が出来る事は沢山あります。

自分の子供たちに危険を残さないように、

できることから始めていきましょう。

まずは耐震診断をして

今のお住まいの状況を把握されることをお勧めします。

お気軽に「ホームページを見た」と

お伝えください。

広島の屋根修理のお問い合わせ