広島県広島市佐伯区でお住まいのコンクリートのリフォーム耐震診断を行いました。 シュミットハンマーとは、バネによる衝撃をコンクリートに加え、 返ってきた衝撃によりコンクリートの強度を測定する装置を指します。   このシュミットハンマーを使用して、コンクリートの強度耐震診断を行いました。 対象のコンクリートに、シュミットハンマーを垂直に当てます。 垂直(90°)に当てることで、より正確な測定ができます。 シュミットハンマーの先端が写真の様に短くなるまで押し込みます。 シュミットハンマーから「パチン」と音が鳴れば、測定完了です。 コンクリートに当ててから、 たったの数十秒で簡単に強度を測ることが出来ます。 シュミットハンマーの測定した数値は、30です。 この数値を「コンクリート強度換算早見表」に当てはめ、 今回ご依頼のあったお住まいのコンクリート強度が20.2 N/㎟であることが分かります。 コンクリートの強度基準は、 21~24 N/㎟(1㎠当たり約210~240kgの重量に耐えられる)であり、 この数値より低ければ強度が低い、 この数値より高ければ強度は高いということになります。 より詳しい数値を出そうとすれば、 コンクリートの一部を破壊し、サンプルを取って測定をしなければなりません。 もちろん一部であれどコンクリートを破壊するのですから、 当然費用の方も高額になってきます。 このシュミットハンマーを用いた方法であれば、 費用が抑えられる上簡単に強度のチェックが出来ます。   コンクリートの劣化に気付く場合は、 ひび割れ等コンクリート外部から気付く場合が多いです。 しかし、コンクリート自体の強度が低くなっているのかは分かりません。 外部に大きな劣化や損傷がなくとも、強度が大幅に下がっていたというケースもあります。 コンクリートは、お住まいを支える上で重要な立ち位置です。 強度が低下していた場合、 地震など大きな揺れや衝撃があった際にひび割れが出来てしまいます。 最悪の場合、家屋倒壊の一因にもなりかねません。   コンクリート強度の劣化は、時が経てば経つほど悪化していき、 補修にかかる費用や期間も増えていきます。 また、劣化がひどい場合には、 補修をしても全て「元通り」にはならない可能性もあります。 ひび割れなど目で見て分かる劣化や傷みが見られた際には、 専門家に相談し診断してもらいましょう。   日が落ちるのも早くなって参りました。 周りや足元が暗く不明瞭になるため、 十分お気をつけてお過ごしください。