インターネットを見ていると、「外壁塗装工事は、腕の良い塗装職人に工事を依頼する事が絶対条件ですよ」、と書いてあるのを良く見かけます。 確かにその通りで、塗装職人の技術力や現場での臨機応変な状況判断を要する工事だからです。 それを持たない職人が塗装をすると、施工後すぐに塗膜が剥がれたり耐久性が発揮されない等の不具合が起きてしまいます。 では、いったいどうやって腕の良い職人を見つけたらよいのか? 今日は、その当たりを考察してみましょう。 どの分野もそうですが、一流と呼ばれる人の共通点は、誰に何を言われようとも愚直なほどの努力を継続するなど、意識レベルそのものが高い事がわかります。 外壁塗装であれば、施工会社が品質に対してどれほど品質へのこだわりを持っているかをチェックすることで、自然と品質に対してこだわりを持った塗装職人を見つける事が出来ます。 塗装技術は秒進分歩で飛躍的に進化しており、常に新技術を学ぶ姿勢が必要です。 塗装に関する知識を持たない一般の方が、それを見極めるのは非常に難しいですが、職人の意識の高さや、こだわりの有無を見極める事ならできるはずです。

塗料の使用量をチェック

まず、その職人がどれほど品質へのこだわりを持っているのかを判断する為に、塗料の使用量をチェッします。(見積書でチェック) 中立の立場であり、かつ塗料を作っているメーカー側から見ていく事は、家族を守る上でも大変重要な視点だからです。 塗料の使用量は、メーカーが塗料ごとに「塗装仕様書」で規定しています。 「塗装仕様書」はメーカーのカタログやネットでも見る事が出来ます。 この仕様書には、工程、塗る回数、使用量、塗り重ね時間、など重要な事が書いてあります。 当然のことながら、塗装の上塗りを2回塗らなければならないのに、1回しか塗っていないと塗膜の厚さは半分で耐久性は落ち、塗料本来の性能は発揮できません。 上塗りを2回しても、薄めて塗った場合は同様に使用量が少なくなります。 この仕様書の右上に記してある(23℃)は、外気温が23℃以上であれば早く乾燥しやすく、それ以下であれば 乾燥が遅くなるので、実際に触るなどして造膜状態を確認しながら施工を行う気温を表しています。 「備考欄」は、下塗りはウールローラー・下塗り・上塗りはこれらのローラーで、塗装が出来ますよという意味です。
★実際に使用する塗料の使用量|計算方法(例:150㎡・プレミアムシリコンの使用量) 所要量0.22~0.35㎏/㎡なので
  0.285㎏(平均値)×150㎡=42.75㎏ 42.75㎏÷15㎏=2.85缶必要
  見積書に記載されている使用量が少ない場合や、使用済みの缶が明らかに少ない場合は要確認です。
塗料の使用量計算が合わない会社に塗装依頼をしては駄目という事が簡単にわかります。

次に工事の工程をチェック。

外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの各工程の間に、乾燥する時間を確保します。 乾燥不十分の状態で上から重ね塗りをを続けると不具合を生じます。 乾燥時間は、塗料によって異なりますが、だいたい4時間が目安です。 下塗りをして4時間、中塗りをして4時間、上塗までに合計8時間の乾燥時間がかかります。 ところが、下塗り、中塗り、上塗りが1日で終わりますよ、と言うのは、工程の中身そのものに疑問が残ります。 これは品質を意識している職人のすることではありません。 乾燥時間を確保しない工程はあり得ないからです。 この2点をおさえるだけでも工事を早く終わらせ人件費を削減したり、使用量を減らして割引を演出する業者に引っかかる事はないと思います。 焦らず一つ一つチェックすれば、不安は解消されていくはずなので覚えておいて下さい。 万が一、少しでも疑問点などがありましたら、遠慮なくお問い合わせください。 広島の屋根修理のお問い合わせ