お客さまとお話をしていると
「火災保険を使って0円でリフォームができる!」
これは、詐欺でしょうか?
といったご相談をされる事があります。
インターネットみると、「詐欺」だと断定したホームページもあり
何が本当で何が嘘なのか分からない状況に陥っておられる方もおられるでしょう。
今回は、そのあたりをお話いたします。
まず、結論から言うと、火災保険で修理する業者が全て詐欺ではないと言う事です。
本当に負担金が0円で屋根を修理出来ることもあります。
話をややこしくしている原因は、一部の悪徳業者だったり、一部のホームページです。

■保険対象や保険額を決めるのは誰?

保険の対象かどうかの判断や補償額の決定は、保険会社と契約している鑑定会社が行ないます。
その鑑定会社は、鑑定を専門に行い、住まいの知識や高度な技術を持っています。
ネットに書かれているほど容易に鑑定会社を騙せることは出来ないと思うのですが・・・

■金融庁からの保険会社に対する業務改善命令・行政処分について

金融庁からの指摘で、支払い漏れは減少してきましたが、それでもまだ問題は起きています。
台風被害で申請し、担当者が未払いに気づかず終わらせていた、など
こんな時でも自分で問い合わせをしなければ、そのまま流されてしまいます。
そもそも、自然災害で保険金が下りることを知っている人は何度も申請してますし、
自然災害があるたびに保険会社から保険金を受け取っています。
日本損害保険協会によると、平成29年の台風21号で支払われた保険金額は「 1,146億円」です。
保険の請求期限は、被害を受けてから3年なので、この数字は更に上がる事が予想されます。
それにしても凄い支払い額で保険会社の心配をしたくなりますが、ほとんどの会社が黒字です。
保険申請は、自己申告制というのは理解できますが、保険料を頂いている以上、
保険申請後も保険料は上がらないことや、保険請求は法律上認められた正当な権利であることなどを
もっと消費者がわかるように説明することで、請求漏れを改善する必要があると思うのは私だけでしょうか。

■こんな業者は要注意

これまでは、火災保険の背景についてお伝えしてきましたが
ここからは、注意すべきリフォーム業者についての内容です。
①外壁や室内を火災保険で修理しましょう、と言ってくる業者
風雪災害に、あいにくい場所にもかかわらず、火災保険での修理をすすめてくる業者は要注意です。
室内は、風災害ではなく、ほぼ使用による劣化が考えられる箇所です。
最も風災害に遭うのは屋根で、屋根を修理しましょうというのなら、理にかなっています。
※台風でモノが飛んできて外壁を損傷したり、台風による雨漏りは、火災保険の対象です。

②保険金はおりますから、すぐに工事を着工しましょう、と言ってくる業者
ここは、最大限の注意が必要です。
そもそも保険金が下りるかどうかは、工事業者にはわかりません。
保険金がおりるという業者の言葉を信じて、工事をしてしまい、
保険金が出なかった時に、工事代金を請求されトラブルになるケースがあります。
必ず保険金が下りてから、契約を結ぶことです。

③解約手数料名目で50%以上請求された
保険金がおりる前に着工し、保険金が出ないことが分かり解約しようとしたら
解約手数料などの名目で、高額な請求をされるケースです。
上記同様、必ず保険金が出てから契約をしましょう。

⓸保険金請求の見積もり金額を、相場の数倍作成する業者
見積もりは相場金額で作成します。
相場とかけ離れた見積もりは、当然ながら認められません。
そういった見積もりを平気で作成する会社は、ブラック工務店と見なされ、最悪の場合、火災保険申請ができない会社になってしまいます。
安心できる工務店に見積もりを依頼することが大切です。

まとめ

日本は四方を海で囲まれていることもあり、世界の中でも自然災害が非常に多い国です。
全世界でおきたマグニチュード6以上の地震の2割は日本で発生しているほどです。
保険会社側には、鑑定会社という第三者機関がいますが
保険加入者側には、第三者の立場でサポートしてくれる専門家が存在していません。
ここに悪徳業者が入るスキが生じてしまっているのが現実です。
保険請求自体は、合法的なものであり
家を修繕することも、素晴らしいことです。
ただ、火災保険は、自然災害で屋根が損傷したなど
何かあった時、適切に保証してもらうものです。
余計なトラブルや無駄を回避するためにも、
弊社の無料家屋診断サービスをご活用下さい。
火災保険の対象かどうかもお伝え出来ると思います。

どんな小さなことでもお気軽にお問い合わせください。

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