先日、お客様から 「瓦がズレているみたいなので見に来て頂けませんか」 とご連絡を頂き、早速瓦屋根の無料診断を行いました。 写真のように、雨樋付近の瓦が何枚が大きくずれており今にも屋根から落下しそうな状態でした。 また、棟部分では漆喰が剥がれ中の赤土が露出しており、棟瓦も前にずれていました。 瓦屋根は明治時代~昭和初期、土を接着剤の代わりにして瓦を固定する 土葺き工法(どぶきこうほう)が主流でした。 大量の土が屋根の上に乗っているので断熱効果が高く台風などの強風に飛ばされにくい反面、 年月が経つと土は痩せて接着機能が弱くなるという欠点があります。 土葺き工法では、瓦の下の大量の土が雨水を吸収するので雨漏りの防止ができますが、 瓦がズレたままで長時間に渡って雨水が入り込むと土が流れ出していき、 次第に室内に雨シミが出るなどの雨漏りへと繋がります。   今回のように、瓦が数枚ずれている、漆喰が剥がれ棟瓦もずれている状態であれば、 瓦の一部交換や棟の積み替え工事をすることで解決します。 瓦のずれや劣化は一部だった為、劣化部分のみ交換を行います。 しかし、瓦全体が大きく傷んでいる、欠けているなどの劣化状態が重度の場合 瓦の葺き替え工事と呼ばれる、瓦をすべて取り換える工事となります。 きれいな瓦であれば葺き替えの際も再利用が可能ですが、 傷んでいる瓦が多ければ新しい瓦に取り替えます。 当然、瓦屋根内部の防水紙などの取り換えも行いますので、雨漏れの心配はありません。 しかし、工事の規模が大きく費用も掛かってしまうため家計の負担となります。 今回のお客様のように劣化が広がる前に相談していただくことで、 被害を最小限に止め工事の内容も費用も抑えることができます。 普段、見ることない屋根だからこそ、 定期的にメンテナンスを行い、いざという時に安心できるお住まいにしておきましょう。   世界的なファッションデザイナーとして知られている山本寛斎さんが 今年3月に北極圏を冒険する準備を進めているとヤフーニュースに載っていました。 「北極に元気をもらいに行く」そんな風にお話しされていたそうです。 75歳、無謀なチャレンジのように思いますが寛斎さんなら、 何かやってくれそうな気もしています。 そんな寛斎さんに負けないように皆さんもこれから何か初めてみてはいかがですか?