広島市安佐北区で漆喰が剥がれた屋根の修理リフォーム無料診断を行いました。

 

写真から分かるように、屋根の棟部にある白い漆喰が剥がれています。

また漆喰が全て剥がれ、内部の赤土が崩れている箇所もありました。

屋根の漆喰は屋根の部分にあり、主に瓦と瓦をくっつける接着剤のような働きや

屋根を雨水から守る働きなど、お住まいにとって重要な役割を果たしています。

漆喰とは、サンゴ礁がルーツである石灰石を焼いて水を加えた消石灰が主成分であり、

消石灰に糊やスサを加えて、水で練る事で作られます。

このように天然の素材で出来ているため、

近年ではシックハウス症候群対策にも有効であると言われています。

シックハウス症候群とは、建物から発生する化学物質によって

目がチカチカする、鼻水、湿疹や吐き気などを引き起こす症状を指します。

体内でのアレルギー反応と言われていますが、人によって症状は異なり発症の仕組みなどは解明されていません。

一度シックハウス症候群にかかると、空気洗浄やダニやカビ等の掃除を行う必要があります。

しかし、原因となる物質が特定されなければ、症状が続く場合もありますので要注意です。

 

主原料である消石灰は、

二酸化炭素を吸収することで硬化し石灰石に戻っていく性質があるため

屋根の漆喰も、年月をかけて空気中の二酸化炭素を吸収することで硬化していきます。

そこからひび割れが生じていき、漆喰の欠けや剥がれが発生します。

また今回は時間が経ち、漆喰が剥がれたままの状態であったことから

漆喰内部の赤土も傷んでいる状態でした。

 

この状態のまま放置していますと、赤土から入った水がどんどん屋根の内部へ入り込み

木材でできた構造体を腐敗させたり、雨漏れが発生し天井のクロスにまで染み込む可能性があります。

 

今回は、幸いにも屋根の内部や天井のクロスに雨漏れは見られませんでしたが、

屋根頂部の棟部に劣化が見られ、棟やのし瓦がずれている状態でした。

その場合は、まず既存の棟を撤去し瓦棟下の瓦の調整をします。

漆喰を詰めつつ棟瓦を施工し、半円上の冠瓦を載せることで

外観のみならず、防水性を保つ屋根としての機能も回復します。

早期発見であれば、漆喰の塗替えなど工費もかからず工期の短い補修になります。

 

屋根は普段の生活の中ではなかなか確認が出来ないため、定期的なメンテナンスが必要です。

定期的に専門家の方に相談して、早期発見・早期補修をすることで

屋根のみならずお住まいを守っていきましょう。

 

あの東日本大震災が起こってから、今日で8年となります。

今なお行方不明者は2,533人、避難生活をされている方が約5万人と

その傷は癒えることはありません。

この悲劇を繰り返さない為にも、

日頃からお住まいの整備や避難準備、避難経路の確認など

私たちでもできることをしっかりとやっておきましょう。