東広島市で漆喰が剥がれて瓦屋根の無料診断を行いました。 写真から分かるように、こちらのお住まいの屋根は瓦屋根で 漆喰部分に黒ずみやひびが入っている箇所が目立ち、 漆喰がポロポロと剥がれて中の土が露出している箇所も複数ありました。 また、こちらの写真のように瓦が割れている所もいくつか見つかりました。 瓦屋根には必ず漆喰が使われています。 漆喰には瓦と瓦を繋ぐ「接着剤」の様な役割があります。 また、漆喰は屋根だけでなく家の内壁にも漆喰壁として使われる等、幅広い分野で使用されています。 漆喰は通気性もよく、湿度が多い時は吸い込んでくれ、乾燥している時は吐き出す性質を備えています。 言わば天然の除湿・加湿器の様なものですね。 この様にお住まいにとって多くの効果がある漆喰ですが、当然デメリットもあります。 漆喰のデメリットの1つは「寿命」です。 瓦屋根の寿命が約50年に対し、漆喰の寿命は20年程と言われています。 漆喰は雨や紫外線を長期間受け続けると、写真の様に剥がれてしまいます。 一方、瓦は表面に釉薬がコーティングされていることが多く、長期間美しい屋根を保つことが出来ます。 瓦と漆喰では寿命に大きな差があるにも関わらず、 瓦が丈夫だから屋根も大丈夫と思い込み、屋根の劣化に気付かないケースも多くあります。   漆喰は瓦を固定していますので漆喰が剥がれると瓦が動きやすくなります。 瓦が動いてしまうと、瓦同士が衝突して割れたり欠けてしまいます。 また、こちらのお住いの屋根のように30~40年前に建てられた建物には鉄釘が使用されています。 瓦の下に入り込んだ雨水などの影響で、膨張した釘が釘穴を圧迫して瓦が割れてしまったり、 台風などの強風で飛来物が瓦に直撃したり、 大雪の重さなどの自然災害や凍害で割れてしまう可能性もあります。 このまま放置してしまうと、 瓦の下の防水シートが剥き出し状態となり、紫外線や風雨に晒され防水機能が失われます。 さらに症状が進むと屋根の下地材である野地板にも雨水が浸透し、 雨漏りの原因となってしまい大変危険です。 被害が拡大すると修理も漆喰の塗り替えや瓦の一部取り替えに限らず、 屋根全体の瓦を取り外し下地を新しくする葺き替え工事になる等大掛かりなものとなり、 その分費用も多くかかることになります。   しかし、いつが修理する時期なのか分かりませんよね。 屋根は上がってみなければ中々状態を確認することはできません。 まずは、専門家に依頼し現状把握から始めて、 年に一回の健康診断のように定期的にメンテナンスを行いましょう。   桜の開花情報が気になります。桜が満開になる日が楽しみですね。 満開になった時には、桜の下で家族一緒にお花見するのもいいかもしれませんね。