廿日市市で塗装が剥がれた大手塀の修理リフォーム無料診断を行いました。

 

写真から分かるように、白い大手塀にオレンジ色の汚れや、

塗装が剥がれて下地が剥き出しになっています。

また、縦方向に大きなひび割れが生じています。

こちらのお住まいの大手塀は、外壁で一般的に使用されているモルタルという素材で出来ています。

モルタルとは砂・水・セメントを混ぜたものであり、

左官ゴテで塗り付けた後、新築時には上から塗料を吹き付けることで仕上げられます。

吹き付け塗装は薄く施工される為、

様々な経年劣化が約5年~13年で生じてきます。

 

表面の塗膜は、雨水や空気中の水分が乾燥収縮を繰り返すことや

外部からの衝撃で、今回のようなひび割れが発生します。

特に、バスやトラックなど大型車が通る道に面した大手塀は

振動など衝撃を多く受けているため、劣化が起きやすいという傾向があります。

ひび割れには主に2つの種類があります。

0.3mm以下の髪の毛のような細さのひび割れ(ヘアークラック)であれば、

構造体の内部へ雨水が入り込む可能性が低い為、

今後の注意は必要ですが補修の緊急性はありません。

しかし、0.3mm以上の構造クラックが発生していた場合、

既に内部へ雨水が入り込んでいる可能性があります。

 

また、ひび割れから雨水や空気が入り込み

塗膜と下地の距離がどんどん大きくなっていくことで、塗膜が剥がれたと考えられます。

 

もしこのまま放置しますと、さらに塗膜の剥がれる面積が広くなっていきます。

下地のモルタルには防水性がない為、ひび割れから

どんどん内部へ水分が入り込み内部の耐久性が低下し、最悪の場合倒壊する恐れがあります。

 

今回のように大手塀にひび割れや剥がれが見られた場合は、

まず全体を高圧洗浄し、既存の古い塗膜や塵・埃を除去します。

その後、構造クラックの補修を行います。

ひび割れ内部をU字やV字にカットし凹凸をなくし、

カットした部分にコーキング材を充填することで表面を平らにます。

仕上げに下塗り・中塗り・上塗りの計3回の塗装をすることで

防水性など機能面だけでなく、新築のような美観になります。

 

大手塀はお住まいよりも先に目に付く場所なので、

お住まいの第一印象と言っても過言ではありません。

劣化症状を早めに見つけ、専門家に相談し適切なメンテナンスを行い

傷みの重症化を防ぎましょう。

 

3月も気付けば半分が過ぎました。

「3月は去る」という言葉があるように、

新生活などに向けて特に忙しく、あっという間に過ぎてしまいますね。

無理のないように、体調管理には十分お気を付けください。