先日、お客様から 「劣化が酷く、昨年の災害の時は何とか無事だったが、 今後また何が起こるか分からないし、崩れたりしたら大変なので、一度見に来て頂けませんか」 とご連絡を頂き、早速広島市安佐北区で大手塀の無料診断を行いました。   写真でも分かるようにこちらのお住いの塀は漆喰塀で、 漆喰が剥がれモルタルや赤土が中から出ており、縦にひび割れした箇所もいくつか見られました。 また、塀の瓦の隙間から草や藻が沢山生え、下部の基礎付近では黒いシミが目立っていました。 そもそも、塀は何の為にあるのかご存知ですか。 自分の土地や所有物を明確にし外的要因から住居を守る為と、 周りの景観を損なわないように住居の周りを囲い、屋外でありながらプライベートな空間をつくる、 そんな役割が塀にはあります。 一般の住宅でよくみられる塀は コンクリートブロックを組んで積み上げて作るブロック塀や 現場で型枠へコンクリートを流し込んで作るコンクリート塀、 日本の伝統的手法、竹を使ったもの等と色々種類はあります。 こちらのお住いのような大手塀は、 漆喰を用いた昔からある塗り壁で作られていました。 漆喰自体の耐久年数は約100年とも言われていますが 、 年月が経つと漆喰のアルカリ性が失われていき、 上の写真の用にカビや苔が発生してしまいます。 カビや苔が発生している=塀が劣化してる というサインとなります。 塀は毎日のように、直射日光や雨風を受けているので劣化を防ぐことはできません。 欠けやひび割れがあると、そこから雨水などが侵入して 更に劣化が進んでしまうおそれがある為、注意が必要です。 今回の様な漆喰の剥がれやひび割れには、漆喰の塗り直しを行います。 漆喰が剥がれている箇所では、予め補修箇所の周辺を削ぎ落し、モルタルで表面を整えます。 また、ひび割れにはシーリング材を充填しておきます。 モルタルが乾いた後、下塗り材などで表面を整え漆喰を塗布していきます。 漆喰は絵具の様に塗りやすいものではありません。 凹凸なく綺麗に塗るには職人の技と経験が必要となります。その後、塗料が乾き次第施工完了となります。   これから、広島県にもいつ地震や災害が起こるか分かりません。 安心して、暮らせるように早めに専門家に相談しておきましょう。   昨晩、ものすごい大きな落雷の音で目が覚めました。 私が今まで経験した中で一番の落雷の音だったように思います。 一体どこに落ちたのでしょう。落雷による被害が出ていないか心配です。 雨や曇りの日に空が光っていたら大変危険です。 出来るだけ外出は避けて室内で過ごしましょう。 室内での楽しい過ごし方を今からでも考えるとわくわくしますね。