広島県大竹市で色褪せたセメント瓦屋根の塗装リフォーム工事を行いました。

工事情報

工事内容:瓦屋根塗装・外壁塗装工事
使用材料:パワーシーラー、ナノシリコン他
築年数:43年前後

【工事前】

【工事後】

工事の様子

セメント瓦屋根に苔や色褪せが目立っていた為、瓦屋根の塗装工事を行いました。

また、外壁にも色褪せやひび割れ、剥がれと言った症状が見られたため、同時に外壁の塗装も行いました。

セメント瓦とは、見た目は瓦ですが主成分が「セメント」です。

モルタル・水・砂を混ぜ合わせたセメントは、防水効果はありません。

その為、屋根専用の塗料によって防水効果を付けています。

現在では、金属屋根等の普及により新築では使用することは無くなりました。

しかし、以前に建てられたお住まいの中にはセメント瓦を使用している屋根も多いです。

セメント瓦は塗料が劣化すると、色褪せや苔が生えやすくなり屋根の耐久性を低下させてしまいますので、

定期的な塗り替えを心掛けましょう。

今回はセメント瓦屋根の塗装工事の様子をご紹介します。

 

足場を組み立てた後、洗浄工程に入ります。

業務用の高圧洗浄を用い、強い水圧で屋根にこびり付いた汚れを落としていきます。

屋根上には、風で飛ばされてきた埃や砂、泥が多く付着しています。

洗浄作業中屋根から流れた水が黒く濁っていた、という事も多いです。

また、この時に剥がれた塗膜もしっかりと落としておきます。

高圧洗浄で流し切れない苔や汚れをケレン掛けで落としていきます。

苔は強く付着している為、高圧洗浄でも綺麗に落とし切ることは難しいです。

しかし、屋根上に苔が残っているとその上から塗装をしても、

凹凸が出来てしまうので見栄えも悪く、塗料がすぐ剥がれてしまう原因にもなります。

ここでは手作業でひとつずつ丁寧に落としていきます。

ケレン掛けが終りましたら、下地調整後下塗りへと移ります。

下地調整では、ひび割れなどが見られた場合、シーリング材を注入する等の補修を行います。

しかし、今回の屋根にはひび割れ等は見られなかったので、そのまま塗装工程へと移ります。

屋根の塗装は下塗り2回、中塗り・上塗りの計4回の塗装を行います。

下塗りには、屋根材と塗料の密着性を高めると共に、

塗料が屋根材へ染み込み傷ませてしまう事を防ぎます。

メイクをされている方などはイメージしやすいと思いますが、

メイクをする時もファンデーションを塗る前に、

化粧下地で肌の調子を整え、ファンデーションなどから肌を保護しますよね。

屋根材も同様に保護をしなければ、塗料が長持ちしないのです。

下塗り塗料が完全に乾きましたら、中塗りへと移ります。

中塗り・上塗りは原則として同じ塗料を使用します。

今回は「ナノシリコン」をしようしました。

中塗りの段階で全体に色付け、上塗り作業がしやすい様表面を平らに整えます。

下塗り塗料の色も隠すことが出来ますので、重要な工程の1つです。

中塗り塗料が完全に乾きましたら、上塗りしていきます。

塗装工程では、前工程の塗料が完全に乾かなければ次の工程に移ることが出来ません。

乾かないまま次の塗料を塗ってしまうと、塗料が混ざってしまう、見た目が悪くなる、

塗料の効果が薄れる、といったことが起こります。

塗装工事をする際には、工事期間がどの程度なのかというのも確認しておきましょう。

色ムラや塗り残しがないかチェックが完了しましたら、工事完了となります。

綺麗な赤い屋根になりましたね。

 

瓦はその丈夫なイメージから、メンテナンス回数が少なくて済むという利点があります。

しかし、セメント瓦のように成分や塗装された屋根では定期的なメンテナンスが必要です。

去年は西日本豪雨もあり、いつ広島県にゲリラ豪雨が襲うか

予想が難しくなってきました。

お住まいが雨漏りする前に、専門家に相談し診断を行いましょう。

現状把握をすることで、いざという時に安心できますよ。

 

平年より5日早く、広島県内で桜が開花したそうです。

本日も朝から肌寒いですが、

ご家族みんなでお花見に出かけてみてはいかがでしょうか。