広島市安佐北区で苔の生えた瓦屋根の修理リフォーム無料診断を行いました。 写真から分かるように、瓦の表面の色が褪せており、茶褐色や緑色のが生えています。 また、棟部の瓦など複数の箇所に苔が見られました。 こちらのお住まいに使用されている瓦を「モニエル瓦」と言います。 モニエル瓦とは、日本モニエル株式会社が制作していたセメント製の瓦の通称です。 固体粒子が液体中で混ざり合い泥状になったスラリー層という着色セメントで瓦の表面を着色し、 上から透明なトップコートで保護することで仕上げられます。 F型瓦といった平板瓦が登場するまでは、洋風住宅で多く使用されていました。 モニュエル瓦はセメントで作られているため防水性がなく、 塗装をすることで瓦自体の耐水性が補われています。 塗料は一般的に約10年が耐用年数と言われており、 今回はそれを過ぎて塗膜が劣化した事で色褪せ、 瓦自体が水分を含んだことから苔が生えたと考えられます。   劣化した状態を放置すると、更に色褪せや苔が生える範囲が広がるだけでなく、 水を含み脆くなった瓦にひび割れや欠けが見られたり そこから雨水が屋根の内部に入り込むことで雨漏れが発生する恐れがあります。   今回は幸いにも瓦や屋根内部に劣化症状は見られず、 表面の色褪せや苔の発生といった軽度の劣化症状であった為、モニエル瓦の塗装工事を行います。 補修方法としては、まず高圧洗浄をすることで苔や古い塗膜を除去します。 モニエル瓦のスラリー層は塗装を弾く性質がある為、この時にしっかりと取り除くことが大切です。 乾いた後に塗装を施すことで、屋根にとって重要な防水性だけでなく美観も新築時のように綺麗になります。   また、日本モニエル株式会社は2010年に廃業した為 現在はモニエル瓦は生産されていません。 そのため、もし瓦自体に欠けや割れが見られたとしても 数枚だけ差し替える補修などは非常に困難であり、 葺き替え工事によって新たな屋根材への変更が必要になります。   早い内であれば、今回のように塗装工事といった 工期も短く費用もお得な工事での補修が可能です。 人間の体と同じように定期的に診断を行い、 早めに屋根の劣化に気付くようにしましょう。   本日、3月25日は電気記念日との事です。 1878年の今日、日本で初めて電灯が灯ったようですよ! 約141年経った現代では、暗い場所を照らすだけでなく雰囲気を演出したりなど 多方面で私たちの生活を支え、彩ってくれています。 当たり前と思っているような事にも感謝したいですね。