広島県廿日市市で塗装の剥がれが目立つセメント瓦屋根の塗装リフォーム工事を行いました。

工事情報

工事内容:セメント瓦塗装工事
使用材料:パワーシーラー、ナノシリコン他
築年数:38年前後

【工事前】

【工事後】

工事の様子

セメント瓦屋根の表面の塗装の剥がれが目立っていた為、瓦屋根の塗装工事を行いました。

セメント瓦の主成分はセメントと砂です。粘土瓦よりも安価なこともあり多くのお住まいで使用されています。

しかし、セメントには防水効果はありません。上から塗料を塗り込むことにより、

防水効果を保っています。その為、粘土瓦と異なり、塗料を塗っている為定期的に塗り直しを行う必要があるのです。

瓦は丈夫なイメージがありますが、粘土瓦とセメント瓦は違う、ということを覚えておいてくださいね。

塗料は雨や風、紫外線によって日々劣化していきます。

劣化が進行すると、変色や塗装の剥がれといった現象が起こるようになります。

このように劣化が進むと、小さな衝撃やダメージでも瓦が割れてしまう事もあります。

外壁と同様に屋根も定期的な塗装が必要なのです。

今回はこのようなセメント瓦屋根の塗装工事の様子をご紹介します。

 

工事開始です。まずは、足場と保護シートを設置します。

足場は職人が安全に作業する上で欠かせないものです。

特に、屋根などの高所にある場合、

足元が安定せず手元が狂ってしまったり、事故する恐れがあります。

よく、足場代を浮かせるために、設置しない業者さんの話も耳にします。

もちろん工事全てに足場が必要なわけではありませんが、

本当に足場が不要なのかどうか、見積りの段階でしっかりと確認をしておきましょう。

足場設置後、屋根の洗浄作業へと移ります。

屋根には風や雨などによって、埃や砂等様々なものが運ばれてきます。

室内と異なり、屋根の上を掃除することはありませんから

見た目では分からなくとも小さな汚れが溜まっているのです。

そのような汚れを業務用の高圧洗浄機を使って落としていきます。

洗浄後はケレン掛けを行います。主に鉄部を中心に雨により錆や苔が付着しています。

ある程度の汚れは高圧洗浄機で落とすことが出来ますが、

錆や苔などの屋根材にこびり付いたしつこい汚れはなかなか落とし切ることが出来ません。

その為、専用のサンドペーパーやブラシを用いて手作業で落としていきます。

手間と時間がかかる工程ですが、

施工後の美観や塗料の密着性にも関わってきますので丁寧に行います。

ケレン後、鉄部から塗装を行います。

セメント瓦などの屋根には棟に鉄部を用いていることがあります。

鉄部は錆が出やすい為、メインの塗料を塗る前に錆止め塗料を塗っていきます。

錆止め塗料は屋根材に付着する錆を防止する効果があり、

屋根材の寿命にも関わってくる大切な塗料です。

錆止め塗料がしっかりと乾きましたら、メインの塗料を重ね塗りしていきます。

鉄部の塗装が完了しましたら、セメント瓦の下塗りを行います。

今回は下塗り塗料に「パワーシーラー」を使用しました。

洗浄後のセメント瓦は、吸収力が強い為シーラーによる下地の処理が欠かせません。

シーラー処理を飛ばしてメインの塗料を塗ってしまうと、

セメント瓦が塗料を吸収し傷んでしまう可能性があります。

シーラーは状態にもよりますが2回以上行い、しっかりと屋根材を保護していきます。

シーラーが完全に乾きましたら、中塗り工程へと入ります。

原則として中塗りと上塗り塗料は同じものを使用します。

今回は「ナノシリコン」を使用しました。

ナノシリコンでは、屋根の劣化原因である紫外線や酸性雨に強く

屋根の耐久性を向上させることができます。

中塗り後、同じ塗料で上塗りをしていきます。

塗料を1度塗っただけでは塗膜が薄く、塗りムラも出てきてしまいます。

せっかく塗り直ししても、塗膜がすぐに剥がれ、

またセメント瓦が傷んでしまえば意味がないですよね。

この工程では、再度上から塗料を重ねすることにより、

塗膜に厚みを持たせ、塗りムラも覆うように塗装し外観も綺麗に整えます。

塗料が完全に乾き、塗りムラや塗り残しのチェックが終り次第

工事完了となります。

 

今回の様に、瓦が粘土瓦ではなくセメント瓦を使用しているお住まいは多くあります。

「瓦屋根だからメンテナンスは必要ないと思っていた」というケースも少なくありません。

屋根がひび割れ、雨漏りしてしまうと屋根裏や天井のクロスに雨シミが現れます。

お住まいの内部が傷むと内部の補修も必要となりますから、

工事費用や期間もその分かかってしまします。

屋根は普段見ることが出来ない場所です。

まずは診断を行い、屋根の現状把握を行いましょう。

 

手塚治虫の名作「奇子」が舞台化するそうです。

昔の日本の考えや価値観など色々と考えさせられるお話になっているので、

舞台化を通して多くの人に知ってもらいたいと思います。

今は昔の作品をリメイクすることが多くなっています。

昔と今の価値観の違いや昔実際に合った事を知って、

自分の知識や考えを深めていきたいですね。